有限会社中央ハウス

お問い合わせ

ブログBlog

【コラム】水害リスクと住宅保険 ― 住宅会社が伝えたい「備え」

[ コラム ] 2025.09.11

こんにちは、中央ハウスです。

 

まず、このたびの大雨で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧と、安心できる日常が戻ることを願っております。

 

近年、鹿児島市内でも大雨による浸水被害のニュースを耳にすることが増えてきました。

 

特に清和地区を含む谷山地域は、洪水浸水想定区域の見直し対象にもなっており、ハザードマップ上でも注意を促されているエリアです。自然豊かで住みやすい一方、水害リスクを無視できないのも事実です。

 

先日の豪雨でも鹿児島市内の一部地域で床上浸水や交通への影響があり、多くの方がご不安な時間を過ごされたことと思います。

 

そこで今回は、新築住宅を建てる際に欠かせない「水害への備え」について、住宅会社の視点からお伝えします。

 

 

■水害リスクと住宅保険の関係

住宅ローンを組む際に加入が必須となる火災保険。実は火災だけでなく、豪雨や台風による「水害」もカバーできることをご存じでしょうか。

 

火災保険に付帯できる「水災補償」は、床上浸水や土砂災害で建物が損害を受けた場合に修繕費用を補償してくれる制度です。近年は自然災害の激甚化により保険金の支払いが増加し、2024年10月には火災保険料が全国平均で約13%引き上げられました。

 

鹿児島のように豪雨被害が発生しやすい地域では、“いざという時の安心”として水災補償を検討することも大切です。

 

 

■家づくりの段階でできる備え

保険に入ることはもちろん大切ですが、設計や土地選びの工夫で被害を最小限に抑えることもできます。

 

例えば…

 

・基礎を高くすることで浸水の影響を減らす

・排水計画をしっかり行い、雨水を効率よく流す

・外構の高低差を活かして水の流れをコントロールする

 

また、土地探しの段階では「かごしまiマップ」や市の防災ガイドマップを活用し、想定される浸水エリアを確認しておくことが欠かせません。安全な場所に建てること自体が、最大の防災対策になるのです。

 

 

■中央ハウスが大切にしていること

私たちは家を建てるだけではなく、「安心して暮らし続けること」を一番に考えています。

土地選びのご相談から設計・施工、そして保険のアドバイスまで、トータルでサポート。災害に強い家づくりをお客様と一緒に考えていきます。

 

「備えがあるからこそ、安心して暮らせる」。

火災保険の水災補償や、土地・設計の工夫を取り入れることで、予期せぬ水害リスクにも強い住まいを実現できます。

 

鹿児島の家づくりのことでしたら、ぜひ中央ハウスにご相談ください。

 

これ以上大きな被害が広がらないこと、そして安心して暮らせる日々が早く戻ることを、心より願っております。