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【イベントレポート】ハウスガードシステム工場見学vol.2
こんにちは、中央ハウスです。
中央ハウスが全棟標準採用にしている構造体「ハウスガードシステム」 。
「緑の柱」を加工している株式会社コシイプレザービング宮崎工場に工場見学に行きましたので、3回にわたってその内容をお届けしています!
今回は、前回に続きハウスガードシステム工場見学vol.2をお届けします。
▼vol.1はこちら
工場内には全部で4基の加圧注入圧力タンクがあり、無駄なく効率よく稼働していました。
▲加圧注入圧力タンク
この加圧注入後に行われる厳しい品質基準を基にした検査をクリアした木材だけが次の工程”乾燥”へと進むことができます。
▲加圧注入後の様子
屋外の風通しの良い場所で約1ヶ月間かけて自然乾燥させます。
▲自然乾燥中の柱
あえて自然乾燥にすることで木材本来が持つ耐久性も残しつつ、さらに耐性の強さを持った木材になるのだとか。乾燥後は各地域のプレカット工場へと運ばれていきます。
緑の柱には「マイトレックACQ処理液」という薬剤を加圧注入処理で使用します。
▲マイトレックACQ処理液
薬剤と聞いて危険というイメージがありますが、この薬剤の主成分は市販で販売されているハミガキやウエットティッシュで使われている「塩化ベンザルコニウム」と10円玉や鍋などの調理器具に用いられる「銅化合物」と身近にあるもので組成されています。
安全性を調査する結果では砂糖と同等の安全性を立証しています。
▲工場の外観
実際に見学をしていても、工場内に薬剤特有の匂いはあまり感じず快適に過ごすことができました。
次回は、ハウスガードシステム工場見学vol.3をお届けします。
お楽しみに!