ブログBlog
【イベントレポート】ハウスガードシステム工場見学 vol.1
こんにちは、中央ハウスです。
中央ハウスが全棟標準採用にしている構造体「ハウスガードシステム」 。
今回は、このハウスガードシステムで用いられる「緑の柱」を加工している株式会社コシイプレザービング宮崎工場に工場見学に行きましたので、3回にわたってその内容をお届けします!
1回目では「ハウスガードシステム」について解説します。
■国産杉を使用した「緑の柱」
新築時の耐震性能を半永久的に保ち続ける腐らない、シロアリに食べられない「緑の柱」。
中央ハウスでも導入している緑の柱ができるまでの工程について、講習を受けてしっかりと学んできました。
宮崎空港のすぐそばにあるこちらの工場で、九州一円で造られるハウスガードシステムの
お家の「緑の柱」が作られています。
材木は主に鹿児島、宮崎で採れた選りすぐりの国産杉を採用しています。
■「緑の柱」ができる過程
「緑の柱」は、一般的な木造住宅の防蟻・防腐処理として行われる「塗布処理」と違い、薬
剤をより深く浸透させるために加圧注入処理を行います。
▲加圧注入圧力タンク
塗布処理で用いられるおよそ20倍以上の薬剤を使用し、加圧注入圧力タンクに入れて約2時間超かけてじっくりと木材の深部まで浸透させています。
▲加圧注入圧力タンク
薬剤の浸透度によって柱の色が変わります。
通常の塗布処理の場合は浸透率は1mm程度ですが、加圧注入処理を施すことで10mm以上の深さまで浸透し、緑の柱になるというわけです。
▲加圧注入前の様子
▲加圧注入処理後の「緑の柱」
▲注入前の木材
▲注入後の木材
柱が緑色に変わっているのは、薬剤が浸透している証拠ですね。
次回は、ハウスガードシステム工場見学vol.2をお届けします。
お楽しみに!